Halcyon Days

通園スタート

月も9月になり、ついにHSの幼稚園通園がスタートしました。

午前8時半開園ですが、我が家からは徒歩約25分の距離に園があり、また朝はHSと私のふたり分の食事と身支度の時間が必要なので、私は午前6時半起床で先に朝食をとり、HSは午前7時に起こして着替え・食事を手伝い、午前8時少し前に家を出発。時間の余裕をもって出かけたのですが、やはり園への到着が早すぎました。園長さんによると午前9時までに登園すれば大丈夫、とのことでしたので、次回はもっとゆったり家を出ることにします。

園についてみると、本日から通園を始める2歳児たちのロッカーがちゃんと用意されていて、そこにこどもの着替えを入れておくようにとの指示を受けました。ビルの最上階に位置する園なので、大きな窓からは沢山の光が差し込んできて、教室を明るさに満ちた学習空間としていました。教室には木のブロック、プラスチック製のプッシュブロック、ぬいぐるみ、木製の鉄道線路、ドールハウスなどなど、玩具がたくさんで、HSは園の説明会のときと同様、目を輝かせながら、教室内のあちこちの収納だなを覗いてまわっていました。午前9時も近くなると、親に連れられたこどもたちが続々と現われ、HSと同様に好きな玩具を手にとって思い思いに遊びだしました。私はHSの様子を見つつ、園長先生と尚も談笑、同じ2歳児のクラスにHSとファーストネームが同名の子が他に2人もいること(そもそもギリシャ由来の女性名なので驚きはしませんが、他の子たちはギリシャ人です)、今年は親がノルウェー人のこどもがHSを含めて4人いることを知りました。

 ・・・そして園長先生との会話が終了した時点で、いきなりHSとのセパレーションでした。これから幼稚園に通うこと、園では「せんせいや ほかのおともだちと あそんでもらえる」こと、「ままは おでかけするけれど かならず むかえにくる」ことなど、前々日からHSには少しずつ話はしていたつもりでした。私がばいばい、と繰り返し言っても、玩具に夢中で私の顔を見上げることもしなかったHS。先生たちに促されるまま私が教室を出て、廊下でエレベーターを待っているときに、はじめて私がいないことに気がついたようで、HSが日本語で大騒ぎする声がこちらまではっきりと聞こえてきました。両手で耳を覆いたいぐらいの気持ちでした。教室に戻ってやりたい思いで一杯でしたが、私がいつまでも教室にいては、分離できるものもできなくなりますし、心を鬼にして建物を出ました。

クラスの終了は正午、こどもがアンハッピーであれば、午前11時に迎えに来てもらうよう電話しますから、携帯は常にオンにしておいて、いつでも連絡がとれるようにしておいてください、と言われていました。HSは8月を通して、ずっとママ、ママでしたから、園から電話がかかってくる可能性は大なのではないかと思い、園からは徒歩わずか5分の大型食料品店で少し買い物をしてからは、コーヒーを買って、園のすぐ近くの公園のベンチに腰掛けて、ペーパーバックを広げて座っていました。・・・でも、本に集中などできなかったんですよね。人の往来の激しいエリアですし、電話のベルを聞き逃してしまうことがあるかも、と神経質になって、何度となく携帯をチェックしてしまいました。10時過ぎに携帯に電話があり、園からかと思ったら、同じ2歳児のクラスにお嬢さんを通わせ出した、ノルウェー人の友人のAさんからでした。私がHSのドロップオフをとても不安がっていたので、Irisjenta大丈夫?と連絡をくれたのです。

 ・・・そうこうしているうちに時刻は午前11時を過ぎ、「HSも案外大丈夫なのかも」と思い出したそのとき、やはり園長さんから電話を頂いてしまいました。「HSがなぐさめようもないほど泣いてしまっているので、即迎えに来て欲しい」とのことでした。園につくと、2歳児クラスのこどもたちは丸テーブルを囲んでお弁当を食べているところであり、奥の小部屋からはHSが大声で泣く声が。部屋に入ってみると、2歳児クラス担当の中国人の先生がHSを膝に乗せて、優しく話しかけてくださっているところでした。HSは私の顔を見るなり、「まま、まま」と号泣。「お母さん(私)が教室を出たときに一度泣いて、それからしばらくすると落ち着いて、教室内のいろいろな玩具で遊んで、本当に楽しそうに、よくやっていたんですが。ランチタイムになって、お母さんの作ってくれたお弁当を見たら、急に悲しくなってしまったみたいなんです」との話でした。私が先生と話をしている間中、HSは私の手をひっぱって、ストローラー・エリアを指差して、「まま、HS、すとろーらー のるの! すとろーらーに のりたいの!」と泣いていました。その後園長先生ともお話をしたのですが、HSが新しい環境に慣れるまで、午前9時きっかりに登園、午前11時にピックアップ、要するに園にいる時間を短めに、そして早めにピックアップしてあげるようにしたらどうか、との提案を受けました。「通園第1日目が一番不安な子もいれば、通園数回目にして突然分離不安を訴えだす子もいて、本当にいろいろなんですよ。そのうち慣れるでしょうし、お母さんも今日のことで気落ちしないで下さいね」と言われて帰ってきました。

・・・とここまで書くと、HSにとってとても辛い一日だったかのような印象を与えてしまうかも知れないのですが、園の建物を一歩でたら、HS、にっこにこで日本語でしゃべりまくっていました。そして帰宅して、園では「一口も食べなかった」お弁当をすすめてみたところ、完食!午後はHSと一緒に折り紙を沢山折りました。夕食は<鶏肉のトマト煮とクスクス>にしたのですが、HS、大人の一膳分ぐらい食べました。そして「HSちゃん、きょうは ようちえんに いったのねー」を繰り返しました。ランチタイムには泣いてしまったけれど、幼稚園自体は結構楽しかったのかも知れません。仕事から帰ったOに以上の話をしたら、「次回はぼくがHSを園に連れて行く。ぼくがドロップオフしたら、HSは君と別れるときほどは泣かないかも知れない。セパレーションもスムーズに行くかもしれないよ」と言っていました。

どうなるのか、幼稚園生活。

私自身も3歳のときにロンドンの幼稚園に通い出したのですが、英語もわかりませんでしたし、母によると最初のうちはやはり大変で、園から電話もあったそうです。そうそう、本日園から帰ったHS、膝に抱いてくれていた中国人の先生の香水の匂いがぷんぷんしていました。私も幼稚園では、本の読み聞かせの時間に、先生の膝にいつも座らせてもらって(8月末生まれなので、9月始まりの園では月齢が一番低かったのです)、先生の香水の香りをぷんぷんさせて家に帰っていました。懐かしい・・・


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by jentene_i_nyc | 2010-09-08 11:45 | Life in NYC

北欧・ノルウェーの首都に住んでいるirisjentaの徒然日記。学生生活・育児生活・季節の行事その他雑記。
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