Halcyon Days

Barnebunad

先日ネットオークションで買った、barnebunad(バーネブーナッド ノルウェーの子供用民族衣装・晴れ着)が我が家に届きました。今年の5月17日のノルウェー憲法記念日(ナショナルデー)に着せるつもりです。

 ブーナッドとは英語でいう、folk costumeのことで、19世紀ぐらいまで、ノルウェーの地方地方で着られていた日常着や晴れ着のデザインを継承した衣装や、古の衣装にインスピレーションを得て現代風にアレンジされた衣装もあるようですが、例えばオスロ県、テレマルク県、ロガラン県、トロムス県、ノールラン県(夫はここの出身)、フィンマルク県・・・などなど、地方地域ごとにデザインが異なり、いわゆる<全国統一のデザイン>は存在しません。憲法記念日、結婚式、こどもの洗礼式などの<晴れの日>に用いられます。私とOが入籍したのはオスロの役所ででしたが、日本で結婚式を挙げたさい、式に出席した義理の母と夫の父方の祖母がノールラン県のブーナッドを着てお祝いしてくれました。

 大人用のブーナッドが、素材も上質で、贅沢な刺繍が施されている”本物の衣装”であるために非常に高価で、何世代にもわたって受け継がれていくのに対し、多くの子ども用の衣装は生地に化学繊維(ポリエステル)が使われていたりして、値段も比較的求めやすい印象を受けます。大人の衣装のミニチュア版の、地方色溢れる贅沢な衣装も存在はしますが、いわゆるbarnebunadと呼ばれる衣装でもっともよく目にするのが、赤いベストに白いシャツ、黒いスカートあるいはスボンの組み合わせです。HSも1歳のとき、ノルウェーの義理の父母が買ってくれたbarnebunadを着て、ノルウェー海員教会での憲法記念日のお祝いに参加しました。

 昨年は、ノルウェーの国旗の3色-赤・青・白のトリコロールのドレスを着て、我が家の居間でノルウェー国旗を振って憲法記念日を祝ったHS。今年は少しでもノルウェーらしい衣装を着せてやりたく、合衆国でもbunadが買えないかと探していたところ、合衆国在住のノルウェー人がたまたま3歳児用衣装を売りに出していたので、夫と相談して購入に至りました。近年ポピュラーになりつつあるという、緑を基調にした衣装で、チェック柄のエプロンとレース飾りを施した白いシャツもついてきました。喉もとにsølje(ソルイェ ブーナッド着用のさいに用いる、銀製のアクセサリー)をつけ、衣装に白いタイツと黒いbunadsko(ブーナッドスコー 晴れの日のための黒い靴)をあわせれば、正装になりそうです。ああ、5月が本当に待ち遠しいです。

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by jentene_i_nyc | 2011-02-06 10:59

北欧・ノルウェーの首都に住んでいるirisjentaの徒然日記。学生生活・育児生活・季節の行事その他雑記。
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