イースター週間のイギリス
ロンドンでの4泊5日の滞在を終えて、オスロの我が家に戻りました。
ロンドンでは天気に恵まれ、連日の晴天、用意していった雨具を一度に使わずに済みました。
私が子ども時代を過ごしたエリアやKew Gardensには結局足を伸ばせずに終わりましたが、かわりに市内の公園でかなりゆったり時間を過ごしましたし、娘用の本や紅茶、裁縫用の生地など計画していた買い物も効率的に済ませることができ、満足な滞在でした。
オスロより春の到来が早いロンドン、既に桜とモクレン、チューリップがきれいな時期に入っていて、Kensington Gardensのはずれの八重桜の木の下では何枚も写真を撮りました。現地の公園内の遊び場がいかに創意工夫に溢れていて、審美的にもすぐれているか、今回はじめて気づいたのですが、子どもを連れてあちこちを訪れるようになった今、自分の視点も以前とはずいぶんと変わったことに気づかされました。娘は現地の子どもたちと一緒にブランコのように揺れる遊具に座ったり、柳のトンネルを潜り抜けたり、思う存分プレイグラウンドで遊びました。Regent's Parkでは、夫とHamleys玩具店(私が子どもの頃、両親がここでよくぬいぐるみを買ってくれました)で手に入れたシリコン製のフリスビーを投げて遊びました。
自分が育った街だから、とくに思い入れが深いということもあるのかもしれないけれど、その昔、私が鳩を追いかけて遊んでいたセントポール大寺院の入り口の階段や、リージェントパーク内の柳の池など、懐かしい懐かしい場所に佇むたびに「おかえり」という声が聞こえるような気がして、これからも娘を連れて何度でも戻ってきたいと思いました。書店では、30年以上前に私が好きだった絵本(Roger HargreavesのMr. Menシリーズ)に娘が目を留めて「これを買いたい」と言うので数冊買っていったのですが、そんな瞬間にも自分の子ども時代と娘が重なったりして。Mr. Menのほかに、完全に私の趣味で選んだのですが、Winnie the Poohの作者として知られているA.A. Milneの詩集 Changing Guard at Buckingham Palaceを買いました。私が子どもの頃読んでいた詩集Now we are sixからかなりの数の詩が抜粋されていて、今月6歳になった娘にぴったりな本なのではないかと思いました。Winnie the Poohのイラストも手掛けているE. H. Shepardによる、エドワード朝の子どものイラストが満載で、とても美しい1冊です。
今通っている大学を卒業して就職したら、ロンドンには今までよりも頻繁に足を運べるはず。こちらからイギリスまで、フライト時間わずか2時間で行くことができ、ノルウェーからとても近い外国と言えるので。
by jentene_i_nyc
| 2014-04-20 19:34
以前の記事
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月