Halcyon Days

<   2011年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧




園生活その後

前回の更新から少し間が空きました。
HSがこちらの幼稚園に週5日で通い始めてからというもの、朝は早起きしてHSのmatpakke(お弁当)の用意をし、しばらく経って起きてきたHSに朝食を食べさせ、夫とHSを送り出す(先日夫がHSのためにチャイルドシートを買って、自転車で園まで送ってくれています)ところから始まり、日中は家事と自分の勉強、午後3時にHSをピックアップ、それからHSの就寝時刻までは夕食の支度とHSの世話に追われ・・・疲れ果てる、という毎日の繰り返しです。

 おかげさまでHSのノルウェーでの幼稚園生活はとても順調で、毎日とても喜んで園に通っています。先生たちの名前も覚え、帰るときは先生たちひとりひとりに"Ha det bra, [先生の名前]"と挨拶してまわりますし、そうしているうちに、HSが帰るのに気がついた同じ2歳~4歳児クラスの子どもたちがばらばらと集まってきて、"Ha det!"と言ってくれ、中には寄ってきてHSをハグしてくれる子もいます。

 今週火曜日はHSにとって、園生活を開始してから初めてのtur(遠足・散歩)でした。クラスの子どもたちが3グループに分かれ、それぞれのグループの先生に連れられて、近くの森へ行き、家から持参したお弁当を食べたのだそうです。森のリスを見たり、誰かが森の中に作ったインディアン風のテントの中を覗いてみたり。HSは大興奮で、ひとりで森の奥へ駆け込んでいってしまい、先生に連れ戻される一場面もあったらしいですが、「いつもグループと一緒に。ひとりで行動しない」という先生の説明は理解したようで、その後はグループから離れることはなかったようです。

 HSを迎えに園へ行くと、その日HSの世話をした先生が出てきて、HSの1日の様子について「こんな活動に参加した、こんなことを喜んでいた、こんなことを言っていた」と詳細な報告をしてくれるのが何とも嬉しいことです。以前から私も知っていたことですが、HSはとても歌が好きで、先生が何か歌うと"En gang til! En gang til! (もう1回、もう1回)、と繰り返して歌うようにせがむのだそうです。特にラトヴィア人の先生がHSをとても可愛がっていて、私と顔を合わせるたびに"Åå, jeg er blitt så glad i henne (HSが本当に可愛くなってしまって)"を繰り返しています。こんな温かい雰囲気の園ですから、私もOも安心してHSを預けておくことができます。

ただ、HSは私が迎えに行くとやはり大喜びで「まま、ままが かえってきたよ!さあ、やっけ(ジャケット)を きて、くつも はいて、でんしゃに のって かえろう!」と完全に日本語モードに切り替わり、帰りの地下鉄の中でも日本語でしゃべりまくっています。帰宅してから、私が夕食の支度で忙しくなる時刻まで1時間半ぐらいあるのですが、その間も私たちは日本語でしゃべっています。

HSは今では私とOの話す言語が異なる上、それぞれの国のことばに名前があることも理解していて、「ままは にほんご、ぱぱは のるうぇーご!じいじ、ばあばは にほんご!べすてふぁーる、べすてもーるは のるうぇーご!」と正しく言います。自分のお人形を1列に並べて、「Lise(りーせ)は のるうぇーご! めるちゃんは にほんご! くまさんは ふらんすご! えるもは えいご!」と呟いていたりします。 幼稚園に通い始めて3週間、ノルウェー語の語彙が伸びているかどうかはわかりませんが、以前と較べて抑揚がノルウェー人らしくなってきたような気がします。あと数年もすれば、今度はHSが私にノルウェー語を教えてくれるようになるでしょうし、私のノルウェー語を笑うような日が来るかもしれません。

d0182292_5114697.jpg


 写真は先週末、NYCでの元・御近所さんで、現在オスロに帰省しているノルウェー人のAさんとふたりのお嬢さんと近所の公園で会ったときの様子。HSはNYCの幼稚園で一緒のクラスだった、下の女の子(Tちゃん)に会うのをそれは楽しみにしていて、土曜日はTちゃんとお姉ちゃんのMちゃんと遊具に乗って、それは嬉しそうでした。
[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-26 05:10 | Life in Norway

Eidsvoll

オスロに隣接するAkershus(アーケシュフス)県のEidsvoll(エイズヴォル)に住む友人家族を訪問しました。一家とは昨年の夏(ノルウェー帰省時)以来の再会です。友人夫婦には2歳の女の子Iちゃんがいますが、数週間前にもうひとり女の子が生まれ、4人家族になりました。本日の友人宅の訪問の第1の目的はその赤ちゃんの顔を見に行くことだったのですが、私たちと同じく、赤ちゃんの誕生を祝いたいという友人カップルがいて、そのカップルが車を出してくれました。オスロからエイズヴォルまでは車で約1時間。友人家族は山奥に住んでいるのですが、最近の雨天続きで、友人宅周囲の山道のコンディションが悪くなっているため、車両は通行止めとなっており、最後の500メートルほどの距離、ぬかるんだ泥の道を歩くことになりました。

 古い農家を自らの手で改築して住んでいる友人夫婦ですが、1年ぶりにお宅を訪問してみると、リフォームがぐんと進んでおり、それは素敵なゲストルームが完成していました。アンティーク家具が田園生活風の雰囲気を醸し出す、くつろぎの空間。HSは部屋の天井から吊るされているハンモックに座らせてもらい、それは喜びました。

 昨年はベビーだった友人夫婦の愛娘Iちゃんも、今では可愛い声でおしゃべりする小さな女の子に。穏やかな性格で、にこにこ笑顔が愛らしい。IちゃんとHSとは相性も悪くないようで、今日はふたりでプラスチックのそりに座って、友人O(Iちゃんのパパ)に芝生の上を引っ張ってもらいながら、きゃあきゃあ笑っていました。 「ふたりがもう少し大きくなったら、本当に友達になれそうだね」とO君・・・

 この世に生まれ落ちて日の浅い赤ちゃんYちゃんも、よく眠る、手のかからない子だということでしたが、抱かせてもらうと本当に軽くて、3年と数ヶ月前、HSもこんなに小さかったのか、と驚くぐらいでした。私たちと一緒に友人宅を訪問した友人カップルにはまだ子どもはいないのですが、赤ちゃんを受け取るときに緊張しているのが傍目にもわかりましたし、Oが「あっ、まだ赤ちゃんは首が据わっていないから、ちゃんと首は支えてあげるようにしてね」と口を出している姿に笑ってしまいました・・・

 数時間の訪問でしたが、友人たちとは会話も尽きず、HSも森に囲まれた友人宅の庭で思い切り遊び、とても楽しい1日でした。友人たちにも遊びのお相手をしてもらい、お別れの段になって「おにいさん、おねえさんがいっちゃう」と泣いてしまったほど、友人たちを気に入ってしまったようです。車を出してくれた友人カップルはオスロ市内に住んでいますし、またすぐに会えることでしょう。友達っていいものです。


d0182292_543247.jpg
 
d0182292_5441333.jpg

d0182292_545387.jpg

d0182292_5453269.jpg
d0182292_546646.jpg

[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-21 05:54 | Life in Norway

Gratulerer med dagen:)

8月19日の本日、夫の35歳の誕生日でした。
HSとふたりで書いたカード(HSは家族3人のイニシャルを頑張って書きました。夫のイニシャルは丸を書けばよいので、しごく簡単ですが、私のイニシャルはちょっと苦戦しました)を朝起きてきた夫に手渡し、夕食時には薔薇の花を飾り、食後はブルーベリーパイを食べました。

d0182292_4314524.jpg


 私はアイスランドに滞在していたぐらいのころから、ラクトースもグルテンも全く受け付けない体になってしまい、料理をしていても自分の口にするものには小麦粉が全く使えないのですが、ノルウェーのスーパーに行くと、TORO社の商品でglutenfri melblanding(グルテンフリーの粉ミックス)というものがあり、それでパンケーキやパンを焼いたり、大活用しています。これまで小麦粉を使ったレシピを参照して、グルテンフリーの粉を小麦粉の分量と同量使って料理してみていたのですが、粉の質が全く違うため、最終的にレシピの何倍もの水分やつなぎの材料を足さなければならなくなったり、とにかくうまくいかないので、今は最初からグルテンフリーの粉使用のレシピを探してベーキングしています。今日のパイも、グルテン不耐症・食物アレルギーもちの人用のレシピで作ってみたのです。小麦も、卵も、バター(マーガリンを使用)も使わないデザートで、Oが食べ慣れているパイクラストとは全く異なる味や食感のパイだったでしょうが、それでもOは「家族3人で一緒にデザートが食べられて嬉しい」と喜びました。

 以前は夫婦ふたりで、家族3人で、街に繰り出してはカフェでケーキやパイを注文していたのに、私の体質の変化のため、だんだんとそのような楽しみが減ってしまい、最近はどこに出かけても、「irisjentaがここで何も食べられないんだったら、僕も食べたくない」とカフェでもコーヒーを頼むだけ、の繰り返しになっていました。朝食に普通のパンが食べられず、スウェーデンから輸入されたriskakor (日本でいう<ポンせん>で、玄米だけでできています)やグルテンフリーのフラットブレッドばかり齧っている私のために、先週は夫がグルテンフリーのパンを焼いてくれました。

 そんな優しい夫の誕生日。沢山の友達にお祝いの言葉をもらって、地味ながらハッピーな日だったようです。このフラットに越してきて以来、週末は荷解きと片付けばかりでしたが、今週末は何か楽しいことをしましょう。
[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-20 04:32 | Life in Norway

フラッシュカード

先週の金曜日、HSの幼稚園の先生から渡された、フラッシュカード。園生活の中で頻繁に使われるノルウェー語の単語がイラストと共に記されています。Samlingsstund(集会)、vaske/do([手]洗い、トイレ)、konsert(楽器演奏、音楽会)など。「園生活の場面、場面で、HSちゃんにこのカードを見せながら、これから何をするのか説明したいと思いますが、少しでも理解がスムーズにいくように、週末、お母さんとHSちゃんがこのカードに目を通してみて、HSちゃんがわからなそうな単語があったら、お母さんが日本語でどういう意味か教えてあげてください」とのことでした。

d0182292_603982.jpg


 HSが現在属している、2歳~4歳までの混合クラスは子どもの数18人。1,2歳児クラスから持ち上がりの子どもが殆どで、今期から新しく通園を始めたのはHS含めて4人。そして両親あるいは片親が外国人なのは、パパ・ママがロシア人のV君と、日本人の母親をもつHSの2人。このふたりに関しては、園生活への順応に加えてノルウェー語の強化が課題となるので、園側でも何かと配慮してくれており、親としてとてもありがたく感じます。特にノルウェー語ゼロの状態で通園を始めたV君は、ラトヴィア人(ラトヴィアは旧ソヴィエト連邦の国で、1991年に独立)でロシア語を話すアシスタントのZさんが付きっきりで世話をしている様子ですし、ドロップオフの時刻も遅ければ、早い時刻にお迎えもしてもらっています。
 振り返れば私も、HSとV君と同じ3歳で、ロンドンのナーサリーに通園を始めましたが、英語が全く話せなかったので、フラストレーションがたまったのか、Helloと近くに寄って来た友達を随分と押したりしていたようです。子どもは新しい環境でも順応が早いとは言いますが、性格によってもそのスピードにも差が出そうですし、言葉が全く分からなかったら子どもでも大変ですよね。

 上記のフラッシュカード、HSは半分以上の単語を知っていましたが、例えば我が家ではsklie(スクリーエ)と呼んでいる<すべりだい>がrutsjebane(るっちぇばーね)と記されていたり、Oがplastelina(ぷらすてりーな)と呼ぶ<粘土>はmodelleringskitt(もでれーりんぐすひっと)だったり、HSが覚えなおさなければならない単語もいくつかありました。また、samlingsstund(さむりんぐすすてゅん、集会)など、HSがこちらの園生活が始まって初めて体験することに関する名詞もありました。HSは、カードの中に自分の知らない単語があることがとても気になったらしく、「まま、もういっかい、もういっかい!」と何度も私にカードをめくらせ、4,5回、すべてのカードの単語を声に出して練習し・・・覚えてしまいました。 このような性格はOにとてもよく似ていると感じます。

 園生活自体はとても楽しんでいるようで、昨日は、園で覚えたのでしょう、帰宅したあとで、私が聞いたことのないノルウェー語の歌を居間で大声で歌っていました。私の知らない歌詞、知らないメロディー。NYCの園に通い始めたときも同じことを思いましたが、私の知らないHSの世界ができつつあることを肌で感じました。

 
d0182292_611131.jpg


 HSの園の周囲は、5,6年ぐらい前までは牛が草を食んでいた牧場だった、花咲く野原が広がっていたり、その周囲には青々とした茂みがずっと続いていたり、と本当に緑が豊か。写真は園の最寄の地下鉄の駅から、園まで続く歩道の脇に生えていたbringebærkjerr(ラズベリーの茂み)。先週突然ストローラーを<卒業>してしまって、どこへ行くにも私と手をつないで歩くようになったHS。木立の中の細道を歩きながら、ひょいひょいと手を伸ばしてはベリーを摘んでいます。
[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-18 06:07 | Life in Norway

薔薇の海

日々のことに追われているうちにすっかりアップが遅れてしまいましたが、私たちがノルウェーに戻った矢先にこの国を襲った出来事について忘れたくなくて。ボードーでの滞在を終えて、オスロに戻った翌日にDomkirke(Oslo Cathedral)を訪れて、薔薇を1輪、置いてきました。Domkirkeの敷地内はもちろん、Youngstorget, Jernbanetorgetなど市の中心部の広場、とにかく花を置ける場所場所に、薔薇の海が広がっていました。写真の中の、白い覆いをかけられている建物、今回の爆弾テロで大きな被害を受けた政府庁舎です。
 このすぐ近くに、私が前回オスロで生活していたときに足繁く通っていたDeichmanske bibliotek (オスロ・コミューネの図書館で、市民図書館としては国内最大級)の本館があるのですが、こちらの建物も、爆発で一部損傷があったらしく、先ほどウェブサイトを確認してみたら、少なくともあと4週間は閉鎖、とのことでした。本館だけあって、子どもの絵本や、英語をはじめとする外国語書籍が特に充実している館だけに、残念でなりません。

d0182292_533158.jpg

d0182292_535187.jpg
d0182292_54112.jpg
d0182292_542572.jpg
d0182292_543897.jpg
d0182292_54506.jpg
d0182292_55566.jpg
d0182292_5517100.jpg
d0182292_553163.jpg
d0182292_554595.jpg
d0182292_555792.jpg
d0182292_561887.jpg

[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-18 05:12 | Life in Norway

小散歩

土曜日の午前、夫がNYCから届いた段ボール箱を開けて、物の分別・整頓をしているその間、夫に遊びのお相手をしてもらえず退屈しているHSを連れて、Torshov/Sagene地区方面に出かけました。主目的はHSを外で遊ばせることだったのですが、もうひとつの目的は、NYC暮らしをしていた時から気になっていた、あるお店を訪問すること。HSが誕生した年のクリスマスに、H姉さんがHSに赤いオーガニックウールのパジャマをプレゼントしてくれたのですが、姉さんがこのパジャマを買ったNøstebarn(ノステバーン)というお店が我が家から楽々徒歩圏にあるので、オスロに戻ってきて以来、一度覗いてみたいと思っていたのです。

 店はTorshovとSagene地区の境に近いところにあって、想像していたよりもこじんまりとした店構えでしたが、ショーウィンドーのディスプレーのなんとも可愛らしいこと!ベビー服・子供服は、カーデガンやパンツ、帽子や靴下、暖かそうで、優しい色彩の衣料が沢山取り揃えられていました。服だけではなく、様々な色の毛糸も販売されていたのですが、細めの糸で、編み物超・初心者が何か編むには(完成までかなり時間がかかりそうで)大変そうに思えて、今回は買わないことにしました。その代わり、NYCに住んでいた頃からHSに何度となく着せているウールのチュニック・ドレスの色違い(グレー)を一枚買いました。98/104 サイズで、お腹まで暖かく包んでくれるドレス。長袖シャツの上に重ね着すると可愛く、袖がないので、上にコートを羽織っても腕がもこもこせず、動きやすいところが気に入っています・・・

d0182292_6125385.jpg


d0182292_6131413.jpg


d0182292_6135633.jpg


 お店を出たあと、近くのTorshovparkenでHSを遊ばせました。公園の一角に滑り台をはじめとした遊具が設置されているのですが、HSはまるでコンパスのような、不思議な形をした遊具に乗って遊びたがりました。コンパスの両脚の先に座るところがあって、両側に子どもが座ると、シーソーのようにゆれる仕掛けになっているのですが、この遊具、上下に揺れるだけでなく、中心軸の周囲を回転するところが面白いのです。HSがコンパスの片足につかまって、遊具を揺らそうとしていると、向こうから小さな女の子がやってきて、HSがつかまっているのと反対側の足につかまろうとしたので、その子のパパと一緒に、子どもたちを遊具に乗せて遊ばせました。ふたりの喜んだこと!HSは"Opp og ned, opp og ned (up and down, up and down)”と笑顔で言い続け、遊具からずっと降りたがりませんでしたし、女の子を指差して"Jenta og jenta sin pappa(女の子と女の子のパパ)"と言って嬉しそうでした。砂場では、お砂遊びをしていた姉妹の使っていた砂遊びセットが使いたくて、でもなかなか仲間に入れてもらえず、ちょっと悲しい思いをしたようでしたが、このような経験もしながら、子どもは成長して行くのかなと感じました。いつもは今住んでいるフラットのある地区の大きなプレイグラウンドでHSを遊ばせていますが、いつも同じところで遊んでいてもつまりませんし、時々Torshovの公園にも足を運びたいと思います。

d0182292_6151496.jpg

d0182292_6154270.jpg

[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-15 06:15 | Life in Norway

Botanisk hage - Oslo

HSがbarnehageに通園しだす前日のことですが、母子でToeyen地区のbotanisk hage(植物園)に遊びに行きました。我が家からは徒歩20分弱。NYCのフラットからUnion Squareまで25分かけて歩いていたことを考えると、かなり近い。

 この植物園に最後に来たのはいつのことだったでしょうか。私とOが結婚する以前のことですが、親戚のH姉さんが異父妹2人と一緒にToeyen地区のフラットに住んでいて、姉さん家を訪ねに行ったときに植物園を通過したことが数度、それだけだったような気がします。夏に訪れたのはこれが初めて、この園がいかに緑豊かで美しいか、初めて気づかされることになりました。

園にはdufthagen(香る庭)やfjellhagen(山の庭)など、異なるテーマのセクションが設けられているのですが、私とHSが一番気に入ったのはOldemors hage(ひいおばあちゃんの庭)。東ノルウェーの一般家庭の庭で、かつてはよく見かけられた草花が集められたエリアなのですが、今日花屋では殆ど扱われていない品種の植物も多いのだそうです。この庭の一角に、ノルウェー語ではlysthusと呼ばれるsummer houseがあって、これを目にしたHSは「まま、it's little bear's summer house!」と大興奮。NYCを離れる直前にHSに買ったLittle Bearのお話の絵本(Else Holmelund Minarik著、Maurice Sendak 絵)2冊、HSは大のお気に入りで、アイスランド滞在中も、オスロに来てからも何度一緒に読んだかわからないのですが、その片方Little Bear's Visit (1961)にlittle bearのお祖母ちゃん家のsummer houseが登場するのです。Sendakのイラストのsummer houseを髣髴とさせるlysthus。小さな家の中にはベビーブルーのテーブルと椅子があり、HSは椅子に座り込んで、"Tell me a story, mummy!"と叫んでいました。そうそう、little bearのお話でも、little bearがsummer houseの中でお祖母ちゃんにお話を聴かせてもらうのです・・・

 植物園はNYのBrooklyn Botanical Gardenと較べたら規模は小さいのかも知れないですが、樹木の生い茂る広い芝地もあって、ここでもHSは「653のおうちと同じ(NYCで住んでいた住宅地内のオーヴァル広場の話をしているのでしょう)」と喜びました。地面にしゃがみこんで、松ぼっくりや木の葉を手に延々と遊んでいました。小さな子どもにとっては格好の遊び場です。我が家の近所とも言えるほど近いので、これからも足を運ぶことになるでしょう。

d0182292_5112141.jpg

d0182292_5113857.jpg

d0182292_5115330.jpg

d0182292_512462.jpg
d0182292_5121514.jpg

d0182292_513095.jpg
d0182292_5131976.jpg
d0182292_513351.jpg
d0182292_513513.jpg
d0182292_5142058.jpg
d0182292_5144797.jpg
d0182292_515090.jpg
d0182292_515346.jpg
d0182292_5154918.jpg
d0182292_5155863.jpg
d0182292_516959.jpg

[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-13 05:16 | Life in Norway

初登園

本日 ノルウェーでのHSの初登園日でした。
Barnehage (保育園・幼稚園)は夫の職場から徒歩でわずか5分の距離、オスロ市内の、研究所の密集するエリアにあります。我が家の地下鉄の最寄り駅からbarnehageの最寄駅まで列車で10分ですが、地下鉄通園であることには変わりなく、送り迎えする私は来週にも定期を買うことになりそうです。通園する当の本人は、大の乗り物好きであることもあって、T-bane (テーバーネ 地下鉄)を大変喜びました。そしてbarnehageの玄関に入るやいなや、ジャケットも靴も脱がずに、奥の教室に駆け込んで、他の子どもたちに混じって遊び始めました。
 NYCでナーサリーに通ったことがあるとはいえども、ここはHSにとっては未知の場所ですし、園のセパレーション・プログラムに従って5日間かけて母子分離するスケジュールになっています。今日は、母子で2時間半園にいて、HSは2歳から4歳の混合クラスでお遊戯や工作、その間私は別室(キッチン)でコーヒーを飲んだり、タブロイド紙を読んでいたのですが、保母さんたちによると、HSは一度も私を探したり、泣いたりすることがなく、ノルウェー語も積極的に話していたそうです。

 写真はHSが本日渡されたウェルカムカードと、園玄関口の外遊び着用の棚。ご覧の通り、HSはkatte(カッテ、猫)のマークをもらい、大喜びでした。

d0182292_4272720.jpg

d0182292_4293436.jpg

 

 キッチンでは、ノルウェーの童話作家Thorbjorn Egnerの絵本のイラストつきのマグを発見。我が家にも違うイラストの子供用マグがありますが、このマグが写真のように沢山集まると可愛らしさが増すように感じられて、思わず写真に撮ってしまいました。今日子どもたちはこのマグで牛乳を飲みました。

d0182292_4285877.jpg


*******************************************************************
通園2日目。朝から滝のような大雨で、雨は夕方まで降り続けました。
こんな天気でも、園では外遊び。レインコート、レインパンツ、そして長靴のいでたちで園庭に出て1時間ほど遊びます。まだ年齢の低い子たちの中には嫌がる子どもも結構いて、今朝は2歳児の子どもたちの殆どが泣き叫びながら園舎に帰ってきました。HSはというと、この通り。

d0182292_5385123.jpg

d0182292_5504139.jpg


園児50人弱の、規模は大きいとはいえない園なのですが、スタッフは国際色豊かで、HSは自分担当のドイツ人の先生と、ルーマニア人の男性アシスタントにとても懐いて、広い園丁で一緒にボール遊びをしたり、雨水のたまったバケツを先生と一緒にひっくり返して笑ったりしていました。今のところ、園生活どうにか順調です。
[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-10 04:48 | Life in Norway

Livstegn 音信

かなり前のことですが、以前にもこのタイトルで記事を書いたことがあったような・・・(笑)
今から1週間前にオスロ市内の賃貸のフラットに引っ越しました。

衣類だけを詰め込んだスーツケース3つとザック2つを携えてオスロに帰ってきた私たち、ソファとベッドの他には何も家具のないフラットで、夫が持ってきた飯盒で料理をし、食卓もないので、キッチンの引き出し型のパン切り用まな板の上に紙皿や紙コップを置いて食事をしていました。そして木曜日にNYCからの大量の荷物が届き、小さなフラットは文字通り、足の踏み場もないぐらいになったのですが、荷解きの最初の段階でHSのお絵かき用の小さなテーブルが出てきたので、それを食卓代わりに。まな板から一段階アップグレードしました:)

肝心のフラットですが、居住面積も収納スペースもNYCのフラットと較べて少なく、長い目で見ると、家族3人暮らしていくには手狭な感じなのですが、地下鉄・バス停にも近く、すぐ近くにスーパーが4、5軒あり、フラットを出て5,6分も歩けば、遊具が充実したプレイグランドを含んだ、緑豊かな公園があり、そのすぐ南に図書館もあり、と好立地。フラットの住人も、乳幼児のいる若い家族が目立ち、顔を合わせれば、にこにこと笑顔で、以前オスロ暮らししていたときに住んでいたフラットとはまた違った、家庭の匂いのする暖かい雰囲気が流れています。

そして今のフラットで一番気に入っているのは、前庭と中庭!前庭には広々した芝生に、花の咲き乱れる花壇、芝生にあるテーブルとベンチで食事もとれます。そして中庭には、滑り台やシーソー、砂場などがあるプレイスペースがあり、HSをちょっと遊ばせるにも便利です。昨日は私たちが荷解きをしている間、H姉さんが中庭でずっとHSを見ていてくれたのですが、HSはH姉さん(tante H H伯母さんと呼んでいます)と一緒にシーソーに乗ったり、砂でsjokoladekake(チョコレートケーキ)を作ったりして、大喜びでした。私たちの住む建物から見て、前庭をはさんで向かい側の建物に住んでいる、Olaくんという3歳の男の子が途中で遊びに加わって、こどもたち2人、なかなか和やかに遊べたのだそうです。

私たちのフラットの近所についてなど、書きたいことはまだまだあるのですが、今晩はもう時間切れです。明日夫はノルウェーでの初出勤、そして明後日HSも新しい園に通い始めます。新しい生活リズムが整うまでしばらく時間がかかりそうですが、HSがノルウェーでの幼稚園生活、少しでも楽しんでくれれば、と思っています。
d0182292_66525.jpg

d0182292_664582.jpg
d0182292_6134291.jpg
d0182292_671428.jpg

d0182292_681590.jpg
d0182292_691987.jpg

d0182292_695687.jpg



*Bodoeのhusfliden(domestic crafts)のお店で見つけた毛糸2玉で、HSにbeanieを編みました。パターンも何もなく、適当に編んだので、少しいびつな形に仕上がってしまいましたが、HSはとても気に入ってくれた様子。使用した毛糸は、義理の母によると、上質で、値段もそれなりに高い毛糸(編み物初心者の私はわけもわからず買いましたが)とのことでしたが、1玉24ノルウェークローネ、NYCでは1玉14,15ドルする毛糸を買ったこともある私としてはとてもリーズナブルに感じられてしまいます・・・

d0182292_621374.jpg

[PR]



by jentene_i_nyc | 2011-08-08 06:03 | Life in Norway

北欧・ノルウェーの首都に住んでいるirisjentaの徒然日記。学生生活・育児生活・季節の行事その他雑記。
by jentene_i_nyc
プロフィールを見る
画像一覧

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧